透明度(透視度)が悪い中でのダイビング 注意するべき3つの事
- 2017.07.28
- 未分類
- 汚い海でダイビング, 透明度悪いダイビイング, 透視度悪いダイビング

目次
透視度が悪いと…
- 透視度の悪い環境でのダイビングはバディを見失いやすくなります
- 自分のいる場所や進行方向が分からなくなります
- 水底や水面が見えないと上下が分からなくなり潜降・浮上の調節が難しくなります
上記3つの事に注意しなければなりませんが、解決策があるので一つ一つ見て行きましょう。
1.透視度の悪い環境でのダイビングはバディを見失いやすくなります
まずは、もしもに備えて『ダイビング中にバディとはぐれたら…』を確認して下さい。
透視度の見える範囲にもよりますが、バディとの距離を近く保って、ゆっくりと行動し、お互いに相手の姿を確認しながらダイビングしなければなりません。
2.自分のいる場所や進行方向が分からなくなります
潜る前にしっかりと水中のポイントマップを確認し、コンパスを使い、目立つ目標物を目安にします。
水深も立派な目標になるのでダイビング中に地形の水深も目安にすると迷うリスクを軽減できます。
3.水底や水面が見えないと上下が分からなくなり潜降・浮上の調節が難しくなります
慣れないうちはロープを使って潜降・浮上を行った方が確実に見失う事はありませんが、必ずしもロープが使える状況とは限りません。自分の吐いた泡は水面に向かって浮上していくので、吐いた泡を見ることによって上下を理解できます。またダイブコンピューターを見ることによって現在の水深も分かり、潜降・浮上の調整が行えます。
重要なことは…
言い方は悪くなると汚い海でのダイビングとなりがちですが、重要なのは『どのくらい遠くまで見えるか』より『何を見に行くか』ということを重視し楽しむ事です。透視度が悪いからといって楽しめないダイビングという訳ではありません。ただし、あまりにも透視度が悪く危険な場合は中止の判断をする事もとても大切です。
補足ですが、逆に透視度がよくとてもキレイな環境でのダイビングも注意が必要です。
『バディから少しくらい離れても大丈夫』と過信してしまい、思わぬトラブルに見舞われる事もあります。
常にバディとは2秒以内で手の届く場所にいる事を忘れないようにしましょう。
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