『耳抜き』って言葉聞いたことはありますか??

普段生活していても聞きなれない言葉でですね。

学校の授業でも習う機会はないんじゃないでしょうか?

教科書にも載っていないと思います。

そこで

 耳  抜  き  と  は  !  !

飛行機の離着陸やエレベーター、車などで急な坂道の移動時などで気圧の変化により耳に圧迫感がくる事があります。

この圧迫感によって人によっては痛みになる事があります。

またダイビングでは水深が深くなるにつれて水圧がかかり、耳に圧迫感がきます。ダイビングではこの圧迫感が強く、放っておくと耳を痛める危険性があります。

そこでこの圧迫感を取り除く必殺技が【耳抜き】です。

方法

 

耳抜きには大きく分けて4つの方法があると言われている耳抜きです。

  1. バルサルバ法  鼻をつまんで鼻息を送る方法
  2. 嚥下(えんげ)法 つばを飲む方法
  3. あくび法    あくびをする方法(あごを動かす方法)
  4. トインビー法

それでは順番に見ていきましょう。

バルサルバ法 鼻をつまんで息を送る方法

ダイビングではこの方法が一般的ですが、少しやり方を間違えると【耳抜きによって耳を痛める】危険性があります。

-やり方-

鼻をしっかりとつまんで鼻息がもれないようにして、ティシュー等で鼻水をかむときのように鼻から段々強く息を送り込んでいきます。
すると鼻から出るはずの空気が耳に送られます。この時に耳抜きが成功すると鼓膜が動くような感じだったり、人によっては『ぽこ』や『ぴき』等と耳に音が聞こえてきます。

この鼻息を送る時に重要なポイントが【段々と強くしていく】事に気をつけて下さい!!

急に強く送りこむと耳に急に空気が送られていき鼓膜を破る事があります。

この方法で耳抜きをする時には、耳を痛めない様にする【耳抜き】が耳を傷めてもしまうと元も子もないのでこの鼻息を【段々と強くしていく】事に絶対に気をつけて下さい!!

嚥下(えんげ)法  つばを飲む方法

-やり方-

つばを飲むだけで【耳抜き】ができる人もいます。つばを飲むことによって耳官が広がり、つばを飲んだ時に耳に『ポコ』や『ぴき』などと聞こえてくれば耳抜き】が出来ています。

また、このつばを飲む方法は鼻をつまんで息を送る方法と合わせて行うと効果的です。鼻をつまんで鼻息を送り込んだ後につばを飲むと、中々耳抜きが出来ない人でも耳抜きが出来たりします。

ダイビング中はマウスピースをくわえているのでつばを飲む動作が難しいので上顎にベロをつけてからつばを飲むとやりやすくなります。

この嚥下法は耳への負担が少ないため、一番安全と言われています。

あくび法  あくびをする方法(あごを動かす方法)

-やり方-

この方法は不思議な感覚ですが、口を大きく開けると耳抜きが出来ます。あくびを途中でやめる(あくびをかみころす)感じでやってみると耳抜きが出来ます。

トインビー法

-やり方-

鼻をつまみながら嚥下(えんげ)法を行います。ツバを飲んだときに口の奥が鼻側に上がる為、鼻腔内の空気圧が上がり耳腔内に空気が送り込まれます。

また、このトインビー法は鼻をバルサルバ法と合わせて行うと効果的です。鼻をつまんで鼻息を送り込んだ後につばを飲むと、中々耳抜きが出来ない人でも耳抜きが出来たりします。(忙しそうに思えますがやってみると簡単です)

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耳抜きが片方だけ…

耳抜きは両方の耳が出来て耳抜きの成功です。片方だけしか出来ていない時には両方の耳にくるまでしっかりとやります。中々出来ない時は水中では空気は水面に向かって上がっていきますこの力を利用して耳抜きが出来ない方の耳水面に向け(上に上げる)ながら耳抜きをすると出来なかった方の耳にも空気が送られ易くなり、耳抜きがしっかりと両方の耳で出来るようになります。

耳抜きが出来ない原因

 

風邪を引いたりアレルギー性鼻炎であったり花粉症等で鼻が詰まっていると耳抜きが出来ない時があります。
鼻水をしっかりと取り除いて耳抜きが出来る時もありますが、耳抜きの成功率が悪い時・出来ない時は素直にダイビングを中止しましょう。水圧によって外耳炎・中耳炎・内耳炎という耳の病気になってしまう危険性があります。

また少しの鼻詰まりだからといって、鼻の通りをよくする薬等を使ってダイビングするのもよくありません。

ダイビング中に効果が切れてしまい、水深をあげて浮上する時に【リバースブロック】という現象が起こってしまいます。

【リバースブロック】とは体内の空間にある空気が浮上時に膨張して抜け出せなくなる状態です。つまり薬の効果が切れて器官の通りが悪くなり、空気の逃げ道が無くなってしまうのです。

症状としては、痛み、めまい、嘔吐などとなります。

もし水中で【リバースブロック】になった場合はまず落ち着いて止まります。

それからなるべくゆっくり浮上していきます。(症状の様子を見ながら、痛みが激しいと浮上速度を上げるのは控えましょう)水中にいる時間が長くなってしまうとタンクの空気が切れてしまう恐れがあるので、他のダイバーにタンクを水中まで持ってきてもらいます。器官の浮腫・炎症を軽減させる為、抗ヒスタミン剤、エフェドリン、副腎皮質ホルモンを水中で内服し、また、水中でも飲水可能な飲料水(ストローのようなものが付いているもの)も同時に届けます。

まとめ

耳抜きの方法と危険性を正しく理解し、ダイビング前に【耳抜きが出来るか?】一度チェックを行い安全なダイビングライフにしていきましょう。

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